ゴンのヴィーガンライフ(旧ゴンの台湾留学記)

ゴンです。台湾に語学留学していました。ヴィーガン、エコ、ミニマムな暮らしを目指しています。

赤裸々トークでもしようか

 

先日姉からこの動画のURLが送られてきた。

 

youtu.be

生理だけを取り上げた番組のURLである。

30分という枠ではあるものの、生理だけをテーマにした番組が大きい局で作られて放送されたとはかなり驚きであり、とてもポジティブだと思う。

 

ということで私も生理について思うことを書きたくなった。

それも私自身の生理について色々とシェアをしたい。

おそらく

「プライベートのことじゃない?」とか

「男性の我々には生理はとっつきにくい」と考える人もいるだろうけれど、そういう人にこそ読んでほしい。

 

そもそも生理はヒト属ヒト科のメスの特徴なのだから人類の共通項だし、隠すべき話題でもない。(と、内心思ってる)

 

そして男性がとっつきにくさを覚えたのは小学校高学年の時に経験しただろう

「保健体育の授業で女子だけ集まって何やら伝えられてるアレ」

的な認識を頭にインプットしてしまった(もしくはされた)ことによる弊害だと思うけれど、男性にも生理のことは知っておいてほしい。

 

超基本的な「生理って何?」の部分は私よりわかりやすい解説がごまんとあるのでググれば一発、割愛する。

 

24歳になるまで、私はかなりの生理不順だった。

3ヶ月から半年生理がこないなんてザラで、たまにきたらば、やっときたなー前いつきたっけ?と思う程度だった。

 

さらにそんな生理も3日ほどでじゃ、また様子見てくるわ!といった具合に終わるので、軽く、生理痛のしんどさやけだるさをあまり感じなかった。

 

それでも生理前は胸が張るし、おりものは茶色いし、めちゃくちゃ食欲が沸いたりしたので備えることができた。

 

この歳になってようやく生理の周期が安定しだしたからなのか、知らなかった生理痛の痛みをだんだん実感するようになった。

 

人によって痛くなる部分は違うけれど、私は特に腰が重くなる。イメージ、腰の左右に鉄の重りをぶら下げてる感じ。

生理がきた時の朝は起き上がれないほど体が重いし眠いしだるい。

 

それでもって、世界の全てにめちゃくちゃ嫌気がさすくらい気分がすぐれなくなる。

 

生理の周期が見えてくると、だんだんと自分の感情の波も予測できるようになった。

例えば、「来週から生理来そうだからきっと気分落ち込むな、人に会わないでおこう」とか

「ゆるめな服を着て平日乗り切ろう」とか

「生理明けの○日以降は映画を見に行こう」とか、こういうことを前提に考えて日程調整ができるようになった。

(みんなはどう?)

 

そして今になって生理痛緩和のための方法を探り始めている。

ピルとか頭痛薬を服用したことはないし、温めるか休むか、あとは最近なつめを食べるかくらいしか対策はしてないから、いい方法があれば知りたい。

読者様、お友達の皆様、ぜひ教えてください。

 

ちなみに最近の2回前の生理から「月経カップ」デビューを果たし、試行錯誤しながらもエコな生理ライフを過ごし始めている。

 

月経カップとは何かと言えば、経血をナプキンで吸収するのとは違い、膣内にシリコン製のカップを入れて経血を受け取るものである。

上の動画でも紹介されている。

 

生理用ナプキンは自然に還るまでに500年かかると聞いておったまげ、繰り返し何年も使えるカップを選んだ。

ナプキンはかぶれ、におい、ムレなどかなり不快感ストレスがあったものの、月経カップはそれらがないので幾分か楽である。

ただ、月経カップを取り出す時の手は血まみれになるので、外出時はだれでもトイレを探してすぐに手を洗える場所で交換を済ます。

ちょっと大変だけど、経血の量も測れるのでので、まあ手を洗えばいいか、とおもうことにしている。

 

生理って男性の前だとまだまだ話題にしづらい。

男性は色んなことを考えて、きっと「深く突っ込まずそれとなく頷いておこう」とか思うだろうし、生理について女性に質問したりすると

「この人色々聞いてきてキモい、うざい」

と思われかねないだろうから(人と関係性によるが)

なかなかお互いの理解が進まないような気がしている。

 

それでも、パートナーが女性で、生理の悩みを持っているなら、男性諸君にはぜひ相手への心遣いをしてほしい。

「生理痛辛くない?ちゃんと休んでね」

「体は温めるんだよ」

「キツかったら何でも言ってね」

「皿洗いは任せて」

「マッサージしようか」

 

など色々言えることがあるはずなので、思いやりを持って接してほしい。

(普段からこうだと最高)

 

なぜなら、生理は大体の女性が不快で痛くてつらいと思っているから。

迎えたくて迎えたものではないから。

それでも生命の循環に必要な現象だから。

女性同士なら共感力があるから、特筆するまででもない。

 

同じように、女性も男性の身体のつくりや性質を理解しておく必要がある。

 

お互いにもっとオープンに話す必要があるし、「慎ましく隠すなんて時代遅れだよね」と言える時が来るのを願う。