絡まったら、ゆっくり解いて
いつも穏やかでいるということは容易いことではない。特に昨日は穏やかになれなかった。
風邪を引いたからなのか、晴れたと思ったら毛毛雨が降るこの天気にうんざりしているのか、それとも、この前窓の外から苦しそうに泣く女の人の泣き声を聞いたから?
なんでもっと早く支度できないの
やらなきゃいけないことがあるのに休憩しすぎ
伸ばしかけの髪が気に入らない
顔のコンプレックスが目立つ
集中したいのに全然できない
もう、こんなことばっかりで、私が私でいることが嫌になった。
こういう時は、人に優しくできない。これも嫌だ。人からもらった思いやりすら忘れて傲慢になってしまいそう。
どうやら、生活のストレスや未来への不安が大きくなっているみたいだ。
中国語の勉強も、台湾での遊びも充実させたいのに、思っているほど充分にできてない。
そして、日本に帰ったら、やりたいことを仕事にできるのか。夢は、叶うのか。
考えはぐるぐるぐるぐる、底が見えず回っている。
台湾に来て2か月、ちょっと、疲れているのかも。
穏やかでいつづけるのは難しい。
こんな時は、目を瞑ってゆっくり呼吸しよう。なるべく考え事はしない。
気持ちが絡まったら、ゆっくり解いていこう。
詰まったら、流れるまで待とう。
そしたら、今をど真剣に生きよう。