ゴンのヴィーガンライフ(旧ゴンの台湾留学記)

ゴンです。台湾に語学留学していました。ヴィーガン、エコ、ミニマムな暮らしを目指しています。

まさかリンセンで再会するとは

前職の上司が台湾出張に来ると言ったので、先日、夜ご飯を一緒に食べた。

この上司とは直接仕事で関わったことはないのだが、同じ部の隣の課の課長で、新卒で入った私をよく気にかけてくださった。前職の一番信頼出来る上司である。二度もホームパーティに呼んでいただいたのはいい思い出で、新築のこだわりの一軒家に、課長の美しい奥様と、可愛い、というか見目麗しい子供たちに囲まれて課長の手料理を食べた。幸せの眠気に包まれた。

 

課長は、私が会社を辞める時も、台湾の知り合いを紹介してくれ、気にかけてくれていた。そして、私が台湾に来て間もなく、さらっと会いに来てくれたのだった。

再会の地は、日本人の遊技場として有名な林森北路(リンセンペールー)。知っている人も多いかもしれないが、日本料理屋やクラブ、スナック等がひしめき合っている繁華街である。足裏マッサージ屋も多い。ここに行くと日本語を話せる台湾人のお姉様方が多いので、駐在員や出張で来られたおじさま方がよく飲みに来ている。今回、課長と、課長の課の女性が泊まったホテルと、私の家からの都合がいい場所が林森北路だった。まさか、そんな所で再開するとはね。私達が働いていた場所は、繁華街とは程遠い田舎だったから。

辞める前と何ら変わらず、私達はよく話した。夜ご飯には、気取ってレストランなどには行かず、ローカルの店で牛肉麺酸辣湯などを食べた。課長と一緒に来ていた方とは今回初めて話したけれど、とても可愛らしくて(二倍も歳上の方にふさわしい言葉がわからないがほんとにそう思った)面白い人だった。

会社を辞めても会いに来てくれる人を大切にしたい。逆もしかり、会社を辞めても会いに行きたいと思う人を、大切にしたいと思った。