発音を諦めない
悔しいと思うことがある。
日本人は、漢字書けるけど発音下手だよね、と言われる時だ。(驚くことにこういう事を言ってくる人がいる。)
中国語は特に発音が重要な言語であることは周知の通りだし、テンションが違えば意味が変わってしまうから、気をつけなければいけない。気をつけすぎてもいいほどに。
けれど、発音を気にしすぎると言葉が出てこなくなっちゃったりもする。だから、発音の練習とスラスラ話す練習どちらも欠かせないのだけど。
発音が合ってなくても言語はコミュニケーションツールだから、通じればいい。こういう考えもあるし、私はこれには半分だけ同意する。
けどね。
例えば、発音はお世辞にも上手くないけど日本語のことをよく知ってる日本在住10年のAさんと、発音がとても上手だけど日本語を習いたてで、来日3ヶ月のBさんがいたとして、2人と軽く会話するとする。
この場合、私だったらBさんの方が日本語が上手だと感じる気がする。
発音って、耳心地がいいかどうかの問題だと思うから。例えほんの少ししか会話しなくても、話して耳心地がよければ上手い。
発音は音楽に似ている部分があると思う。
音楽のこと知り尽くしてる音痴とカラオケがうまい素人だったら、後者の歌を聴きたい(前者のような人はいないだろうけど笑)
だから、耳心地がいいと感じてもらいたいし、発音を諦めたくない。
日本人がバカにされるのもいやだ。
早く話そうとしなくていいから、発音のクセが身についちゃう前に、直す。