ゴンのヴィーガンライフ(旧ゴンの台湾留学記)

ゴンです。台湾に語学留学していました。ヴィーガン、エコ、ミニマムな暮らしを目指しています。

災い転じて福となす?

最悪だ。コスメの収納ケースが床に落ちて、一部のコスメが使えなくなった。

一瞬の出来事、すでに時遅し、覆水盆に返らず。見るに耐えるほど悲惨なありさま。

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 パウダー系のコスメを使っていると、中身がケースと分離してズル剥け状態になった経験がある人は少なくないと思う。

このパウダー類の脆さを見た後の気持ちは、学生の頃シーブリーズをスクールバッグの中でぶちまいたあの切なさとやるせなさに似たものがある。(微妙な例え)

コスメに対して、使いきれなかったことへの申し訳なさもあいまって悲しい。

 

私は普段から、なるべくコスメを使い切ることを意識しているので、そこまで多くの種類を持ち合わせていない。はず。けれども不思議、収納ケースの中には把握していないほどのアイシャドウやらリップやら下地やらが横たわっている。

今回の論点は物の多さじゃない。無念にも床に飛び散ったパウダーは、私が最近凝っていたシェーディングとハイライトのアイテムで、出番が多い上にちょうど代替品を持っていなかった。まだたっぷりと残っていたところで落として粉々にしてしまった自分がやるせない。

 

でも起きたことは仕方がない。悲しいけれど、むしろ、これをチャンスと捉えたい。

新しく、クルエルティフリーでかつveganのアイテムを買う絶好のタイミングかもしれない。

クルエルティフリーとは、化粧品や消費財の製造・開発などの過程において、動物実験を行わないというポリシーのことである。しばしばウサギのマークがクルエルティフリーの証としてアイテムの本体についていたりする。ウサギが動物実験で使われることはとても多くて、拘束されながら目に薬剤を入れられたり皮膚に液体を塗布されたりする。死んでしまうこともあるそう。そもそも、危険な物体を生き物で試してストレスを与えてるのに、それを人間でも使えるようにする必要ある!?自分が実験台になったら、と考えるととてもじゃないけど受け入れられない。

 

だから、これからコスメを買う時は、動物実験をしていないと公表しているメーカーから買うと決めた。vegan(はちみつやミツロウなどの動物由来成分なし)であればなお良い。

安くて可愛くて、手っ取り早く手に入るにも関わらず、しっかり優秀な”プチプラコスメ”に魅了されていたこともあったけれど、今はもう違う視点でコスメ選ぶようになった。

 

買い物は投票。お金を掛けて犠牲を買いたくない。

美しくなりたいという気持ちの裏側に、他者の犠牲など要らない。

 

ということで、いくつかクルエルティフリーのメーカーから出ているハイライト&シェーディングのアイテムを探した。姉に今回の惨事を伝えたら、私への6か月遅れの誕生日プレゼントとして買ってくれるらしい。(めっちゃ今更。きっとこの時のために遅れたと信じる)

 

よくない出来事もよい方に好転するもので、嬉しいハッピー!