ゴンのヴィーガンライフ(旧ゴンの台湾留学記)

ゴンです。台湾に語学留学していました。ヴィーガン、エコ、ミニマムな暮らしを目指しています。

結婚は不幸せだと思い込んでいた私【後編】

 

幼い頃から今日まで、私は、母が父を褒めたところを見たことも聞いたこともない。

 

母が父の話をすると口から出るのはいつも不満や愚痴ばかりで、二人の会話はどこかドライ。

 

一方の父は、母と出会った時のことや、再会した時のことを今でもよく覚えていて、母を愛している、といったようなことを娘の私に話したりする。

けれど、母に対して文句を言ったり冷たいことを言い放ったりする。(今は滅多にそんなことはないが)

 

父と母の寝室は当然別だし、なんなら今は別々に暮らしている。

(父の仕事の関係で別居)

夫婦で旅行に行くことは0に等しいし、結婚記念日を祝ったところも見たことはない。

 

現在の父と母はたまに電話をするくらいで、コロナ以降は多分会っていない。

 

そんな両親を見てきたから、不仲なんだろうということは気づいていた。

父は母を思っているかもしれないけれど、母からはそれがあまり感じられない。

 

この両親を見て育ったから、結婚に対する憧れや理想の夫婦生活なんて私にはなかった。

というか想像できなかったし、ドラマや映画で見るような温かい家族像も当然作りものにしか見えず、結局結婚なんて我慢の連続なんだろうと決めつけていた。

 

大学に入り仲良くなった友人たちは結婚願望が強い人が多く、早く結婚したいとか、両親が理想とか、子どもがほしいとか、とてもキラキラした目でそんなことを話していた。

 

私にはカルチャーショックだった。彼らは当たり前のようにいい家庭像を描き、結婚に対してポジティブだった。

なんでそんな結婚に積極的なんだろう。

 

両親が理想という友人は、絵に書くような温かい家庭で育った。

当然彼女もすごく良い娘で、愛されて、大切にされたんだろうなと見ればわかる。

 

家族旅行によく行くという友人は、今年は遠出はできないけれど、近場で家族団欒をすると言っていた。もちろん結婚願望がある。

 

もう結婚に積極的な理由は明らかだ。親が違うんだ。

両親が、自分の家族が温かいから、自分も当然そうなりたい、ということだ。

 

そりゃ、両親が別居して愚痴ったり冷たかったりするのを見てる私は結婚に消極的になるに決まってた。

 でも、こんな単純な公式に全然気がつかなかった。

 

結婚は不幸で不自由で我慢で、歳をとれば介護が残るだけと、漠然と信じ決めつけていた。

 

幸せな結婚を夢見て良いんだとわかったのは、結婚物語。の仲人Tさんが書くあるブログ記事を読んでから。つい一週間くらい前のことだと思う。

ameblo.jp

私の親は決して毒親というわけではない。

私の選択を応援してくれるし、蔑むようなことを日頃言ってくるわけでもない。

けれども、恋愛や結婚の話は切り出せない雰囲気がある。

 

恋愛相談を母にしていると言う友人に対していつも私は驚く。

私は母に「彼氏ができても私に何も言わなくていいから」と、放たれたから。

 

ブログを読んで、いろいろな考えが巡った。

結婚するかしないか、恋愛するかしないかを決めるのは私だ。

両親が不仲に見えても、別居していても、母が親のために結婚式を挙げたということを知っても、

私は、私の意思で幸せになっていいんだ。

結婚を幸せだと思っていいんだ。

 

だってもっと視野を広げてみれば、

 

高校の時の先生は「NO ●● NO LIFE」(●●は奥様の名前)と言っていたし、

最近結婚式を挙げた大学の先輩夫婦はめっちゃ幸せそうだし、

林家ペー&パー子なんていっつもピンク色だし楽しそうだし

 

私だって幸せを夢見て生きていいじゃん。

だって私の人生だもん。

 

溺愛されるほどの妻になって愛溢れる家庭築いていいんだ!♡

 

結婚を不幸せだと思い込んでいた私へ 

結婚したこともないのに、ネガティブなことばかり想像しあら探しをしていたと思います。

もうその必要はありません。

あなたはそのマインドをリセットし、努力すればいつかきっと、幸せな結婚ができますよ。