台湾総統選挙
明日1月11日は、台湾の総統選挙の投票日。
外国人留学生の私はもちろん投票できないけど、選挙の結果がどうなるのかとても気になっている。
総統選挙の候補者は3人。
最大野党 国民党の韓国瑜
親民党の宋楚瑜
メディアでは、事実上蔡英文と韓国瑜の対決になると報道されている。
テレビやバス、街頭で選挙の広告を多く見かけるようになった。語学学校の中でも、選挙について話題になっている。
今回は、外国人留学生としての私が、総統選挙について感じたり、メディアで得た情報を個人的見解満載で書いてみようと思う。
ひとこと言っておくが、私は誰も不快にするつもりはない。他国を批判したり庇ったりするでもない。ただ、台湾に現在住んでいる身として、見聞きしたことをアウトプットする。
日本にいるときは、政治に関心が薄かった。政治に関心があった時期もあるけれど、ニュースを見なくなったり情報を集めることをしなくなって、政治への関心は徐々に薄れていった。
けれども台湾に来てからは、政治への関心が湧いてきた。
(もしかしたら、今回の選挙について関心があるだけかも知れないけど。)
台湾の若い人は日本より政治に関心があると実感している。
言語交換の友人は選挙の話をしていたし、他の友人のインスタグラムのストーリーを見ても「投票に行こう」とか書いて載せていた。
若者の政治関心が高い理由は、2019年の香港のデモと切っても切り離せないんだろう。
「今日の香港は明日の台湾」と言われるように、香港のことをじぶんごとに感じている人が多い、と思う。
テレビやネットでは「亡国感」というワードが、発音の似ている「芒果乾」という表記でよく現れる。この言葉ついては、気になる人は検索してみて欲しい。
蔡英文と韓国瑜は、明らかに中国への立場が違う。それぞれの立場はメディアを見ればわかる。今回の選挙の最大論点はこのことで、どちらを支持するかはきっとデリケートな問題なんだろうけど、「台湾」のために、若者が帰省して投票するのは素晴らしいことだと思う。旧正月が近いから、わざわざ帰りたくない人もいるらしいけど…
(戸籍地でしか投票ができないから、多くの人が実家のある場所に帰る。新幹線の切符が取れなくて大変らしい。)
蔡英文は、三原JAPANのYouTubeチャンネルに登場したり、修学旅行できた日本人高校生と交流したり、若い人との距離が近いイメージがある。
韓国瑜は高雄市の市長。名前の発音からコリアンフィッシュと呼ばれているらしい。
「台灣安全,人民有錢」というキャッチフレーズがあって、発言や選挙活動が目立つと聞いた。
老若男女、政治に対する個人の考え方によって、支持する政党は違って当たり前だし、政治に関心がない人がいるのも当たり前だと思う。
何よりも明日、民主の権利を行使するという、基本的な、そしてとても大切なことが行われようとしている。その現実に対して、とても大きなエネルギーを感じる…
専門家でもなく、被選挙権のないど素人の留学生のブログだから、当然まとまりのない文になってしまった。
でもせっかく台湾にいるんだから、駄文だって何だって思ったことを残しておく。